怠惰なゆっくり

Pixel3aにandroid10が降ってきたのでプレビュー

国内版のPixel3、3aはハードウェアがグローバル版とは異なるためOTAが遅れることもあったのですが、今回のメジャーアップデートはグローバル版とほぼ同時でした。

Googleリファレンス端末の面目躍如と言ったところです。

 

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"Q"では無く”10”が燦然と輝く

 

今回からお菓子のニックネームが廃止され、「android 10」がOSの正式名称になりました。

 

エンドユーザー目線でまず気になるのが、ダークモードのサポートです。

 

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トグルスイッチをオンにすると、これまでのポップな色使いから一転して、全体的にかなり黒くなります。

 

 

独自のカスタムスキンでダークテーマを実装しているメーカーは多いですが、それと比較してもかなり黒い方だと思います。

また、クイックセッティングを展開すると電池の残り時間の目安を表示してくれるように。

 

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GooglePhoto/純正ダイヤラー

 

設定でトグルをオンにするだけで、対応するアプリが全てダークテーマになります。

目新しい機能ではありませんが便利です。

 

 

不完全だったナビゲーションジェスチャーも刷新されました。

ベータ時点での動作は以下の記事で掲載しましたが、それよりもぬるぬる動作します。

 

nerrorist.hatenablog.jp

 

アプリの切り替えもリフレッシュされる事は少なく、実用的でした。

 

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感度の調節も出来ます

 

まだまだバグは多いですし、対応していないアプリだらけなのでアップデートはおすすめし難いですが、国内のPixelにこのスピードでOTAが来たのは驚異的だと思います。

Pixel4も国内で発売されると良いなあ……。

【実機レビュー】逆に今、Mate20proを買おう

 

一切ノンアフィでお送りします

 

Huaweiの名前は、今や一切スマホに興味がない日本人でも一度は聞いたことがあるでしょう。アメリカと中国のいざこざの渦中にある、なんか怪しい中国のスマホメーカーみたいな認識かもしれませんが…。

そんなHuaweiが2018年11月に発売したのが『Mate20』シリーズです。

Huaweiのフラッグシップラインは概ねカメラ重視で春頃に発売される『P』シリーズと、毎年秋頃に最新のSoCを搭載して発売される性能重視の『Mate』シリーズに大分されます。

そんな訳で、そろそろ『Mate30』シリーズが発表されるというこの時期にあえてMate20proを入手してしまった事になります。

 

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リークされたMate30のプロモーション画像

 

何故今Mate30か?

 

実機レビューは次の項で纏めるので、もう少しお付き合い下さい。

あえてこの新機種発売の直前に型落ち機種を購入するのには勿論理由があります。

 

言うほどMate20proは型落ちじゃない

毎年Huaweiは9月に新ハイエンドSoCを発表し、Mate、Pシリーズを筆頭に1年間ハイエンドモデルに同SoCを搭載し続けます。

去年発表されたMate20proに搭載されているSoCはほぼ同時発表の『Kirin980』ですが、これの後継はまだ発表されていません。

つまり、日本でもdocomoの夏モデルとしてひと悶着あった『P30』シリーズもMate20proと同じSoCが搭載されたハイエンドな以上、少なくとも性能面では大差ないでしょう。

カメラについても同様で、参考程度ではありますが国際的なカメラ評価機関、DxOMarkのカメラ部門ランキングは2019年9月2日現在以下のようになっています。

 

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GalaxyのフラッグシップやP30proは流石、としか言いようがありませんが、実用面でも標準、超広角、3倍望遠の3レンズと謹製AIを備えたMate20proのカメラは今でも十分トップレベルです。

 

『Mate30』の雲行きが怪しすぎる

 

米中貿易戦争の渦中にHuaweiがあるのは周知の事実ですが、その影響でMate30シリーズにはGoogleのサービスが載らない可能性が示唆されています。

この辺りはきちんとしたニュースを読むのをおすすめしますが、仮にEMUIを継続したとしても流石に発売時点でGoogleのサービスが使えないのでは、中国国内以外で需要はほぼ生まれないでしょう。

ましてや、日本国内でGoogle抜きのAndroidスマートフォンが発売される可能性は無に等しいです。

そう考えると、最後(?)のHuaweiフラッグシップを買っておきたい気持ちにもなるのも致し方ないですね。

 

そんなこんなで、要するに欲しかったので型落ちで安くなってたMate20proを衝動買いしました。

 

以下レビュー

 

ファーストインプレッション

 

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背面、鏡面すぎて撮影不可能です

 

今回購入したのはSoftbank版。

キャリアの手が入っている上、SoftbankAndroidはソフトウェアアップデートが死ぬほど遅いことで有名なので躊躇しましたが、値段には抗えませんでした。

iPhoneに見慣れているとそうでもないかもしれませんが、Androidの中では相当デカいノッチに驚きます。通知領域、ほぼなし。

 

 

一応ステレオスピーカーなのですが、下部スピーカーがUSB-Cの中にあるという斬新な配置のせいで音のバランスはかなり微妙です。

この点Xperia1等は優れていたので残念ですね。

 

背面にはこの機種で一番目を惹くスクエア型のトリプルカメラがあります。

これ、キモいなあ…と今でも思っているんですが、今年のiPhoneもこんな感じになりそうでセンスが今一分かりません。P20、30はかっこいいのにね。

 

カメラ

 

「カメラのHuawei」の印象を決定付けた『P20pro』やSamsungの最新モデル『Galaxy S10』等はAIでかなーーりコッテコテの彩色にすることで「映え」た画像を作ってくれますが、Mate20proのAIは割と抑えめなのを感じます。

 

以下作例を適当に貼りますが、厳格に撮影したものではない上、圧縮されているので参考程度にして下さい。

 

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青空 標準

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青空 広角

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青空 3倍望遠(上記2枚とは別角度)

 

この映りで不満を感じる人はほとんど居ないんじゃないでしょうか。

前述のDxOMarkではP20proとMate20proがどちらも109点で同率評価ですが、P20proのトリプルカメラが「標準/モノクロ/望遠」なのに対し、Mate20proは「標準/広角/望遠」と3種の画角で分けているため、実際の撮影の幅は全く違いますね。

3種の画角を用意するトリプルカメラはGalaxyS10や次期iPhone、Xperia1等、2019年フラッグシップの標準装備となっているので、2018年末にこれを実装したMate20proの先見の明に驚きます。

 

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Mate20pro(標準)/OnePlus6 撮影別日
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Mate20pro(標準)/Xperia1 撮影別日
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Mate20pro(標準)/Xperia1 撮影別日

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Mate20pro 3倍望遠
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Mate20pro(広角)/Xperia 1(広角) Mate20proはAI夜景
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曇り 標準/10倍デジタルズーム
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Mate20pro(広角)/GalaxyS10(広角) 青空比較

 

AIはモノによってはかなり大げさに働きますが、撮影の際にオフにするのも容易なので基本的にはオンで使っていました。味付けは好みに左右されますが、少なくとも素人が何となく綺麗な写真を撮る上では非常に有用だと思います。

他にも超広角を活かしたマクロ撮影や夜間撮影、ポートレート、シルキーウェイなど、優れたハードウェアを使いこなすための機能が大量に用意されており、写真の撮影が楽しくなります。

 

 性能面

 

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通常時/パフォーマンスモード

 

antutuを走らせてみました。

Huaweiは以前、特定のベンチマークアプリの起動中のみCPUの制限を外し、スコアを盛っていた事があります。現在は「パフォーマンスモード」が明示的に用意され、任意で性能をブースト出来るようになったので、どちらも試しました。

スコア的にはSDM845搭載のOnePlus6とほぼ同等、Xperia1等のSDM855には及ばない形です。ただ、通常状態では発熱がほぼ感じられない程度にまで抑えられており、効率面はKirin980に軍配が上がりそう(パフォーマンスモード時はかなり発熱します)。

ただし、GPU性能ではSDM845に大きく水を開けられています。

 

日常使用

 

Softbank版はRAMが6GBになりますが、普段遣いでパワー不足を感じることは一切ありません。

Xperia1の方が最適化不足でストレスを感じるほどでした。

 

4200mAhのかなり大容量なバッテリーのお陰で、QHD+の有機ELにも関わらず電池もちは非常に良く、これまで使ったスマホでは一番スタミナがあるように思いました。

主観的で恐縮ですが、朝の100%から一日写真撮影やマップを中心にしっかり使い込んでも、夜に30%は残っている印象です。

 

端末のアンロック手段としては画面内の光学指紋認証と、デカいノッチの中にiPhoneXライクな3D顔認証が仕込まれています。

カメラで顔を認証する簡易的な顔認証は色々使ってきましたが、通知領域を犠牲にしただけあって暗闇でも正確に認証してくれるMate20proの顔認証はかなり便利。

顔認証も指紋認証も爆速とまでは行きませんが、ストレスを感じさせない精度と速度で非常に実用的です。

 

ソフトウェア

 

Softbank版はまだEMUI9.1が配信されていないので、9.0で最新となります。

HuaweiのカスタムスキンEMUIはかなり手が加えられている方ですが、非常に使いやすくストレスフリーです。

同様に手がかなり加えられたSamsungの『OneUI』はユーザーのカスタマイズの幅が大きく、ユーザーが好きに調整できるのが特徴的でしたが、EMUIは「買ってすぐに使える」iOSライクなカスタムスキンになっている印象です。

 

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便利なものの融通の効かない独自機能

 

OneUIやOxygenOS(OnePlusのカスタムスキン)ほど自由度は高くなく、各機能のオンオフを切り替えるスイッチがある程度ですが、その分迷うこと無く簡単に使いこなせると思います。

 

まとめ

 

衝動買いでしたが、想像以上に良い端末です。

OneUIはどうしても身体に合いませんでしたが、ここまで手を加えたスキンにも関わらずStockOSの感覚で使用できるEMUIには驚きました。

ハードウェア、ソフトウェアの両面で高め合う、そんな端末を世に出していたのはかつてのAppleですが、HuaweiはもしかするとAndroid陣営で最もそれに近い位置にいるかもしれません。

 

それだけに今後日本でHuaweiスマホを見かける機会が無くなるかもしれないのが無念です。

逆に今、買ってみません?

 

おしまい。

【実機レビュー】 うっかりWF-1000XM3買っちゃったけど、これ最高です

 

買っちゃいました。

発表された日にソニーストアで予約注文して、結局届いたのは今日です。

「NUARL NT01AX」を衝動買いした時にも書きましたが、別に僕はそんなに耳が良い訳も、こだわりが強い訳でも無いのですが、前モデル「WF-1000X」が発売された時死ぬほど購入を迷って見送った身の上なので、今回は流石に買わざるを得ませんでした。

ちなみに、今回も音周りはそこそこに、ガジェットとして見ていこうと思います。

 

到着を心待ちにしすぎて自転車で単独事故したりもしましたが、右腕が上がらない程度なので気にせずレビューしていきます!

なお、レビュー中の親機は常に「Xperia 1」です。

 

カッコいい……

 

 

すんごいかっこよくないですか?これ。

今回はシルバーもいい色だったのでかなり迷いましたが、やっぱりブラックにして正解だったように思います。

 

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2枚目 : 前モデル「WF-1000X」

 

ボタンは物理からタッチセンサーに代わり、ガジェット然としていた前モデルから打って変わり、かなりスタイリッシュな見た目です。

元々大きかった前モデルより更に巨大化し、完全ワイヤレスイヤホンとしては相当大きい部類ですが、でっぷりした印象は全くありません。

 

 

「NT01AX」を横に置いてみました。

デザインの方向性がまるで違う2機種ではありますが、「XM3」のデカさと高級感が何となく分かるでしょうか。

 

装着時はかなり出っ張りが目立ちます。

イヤーピースも6種付属しますし装着感は決して悪くありませんが、見た目の「フランケンシュタイン感」が嫌な方には向いていないかもしれません。

 

ケースが良い……

 

「NT01AX」はケースが値段の割に鬼ほどちゃっちいのが難点でした。

端子がType-Bだったり、脱落防止マグネットが無かったり、蓋の開閉が面倒だったり…。

ちなみに、「XM3」の先代モデル「WF-1000X」も異様に大きい割に使いにくいケースが欠点の一つとして挙げられていました。

 

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「WF-1000X」公式ヘルプガイドより

 

が、「XM3」のケースにはそんな先代の反省が活かされに活かされていました。

 

 

まず艶消しのブロンズとブラックがかっこいい。

これに燦然と輝く「SONY」のロゴだけで「NT01AX」の安っぽいケースを凌駕していますね(ロゴの効果には個人差があります)。

 

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蓋もイヤホンの収納もマグネットでパチリと嵌ります。

充電端子はType-C!

最新モデルでもまだType-Bを採用してくる完全ワイヤレスも多いので、これは非常に嬉しいです。

ゆくゆくは必ず枯れる規格ですからね、Type-B(早く枯れろ)。

 

ただしこのケース一つだけ欠点があって、蓋を上にすると自立しません。

 

 

充電する時はこんな感じですし、別に使用感に問題はないんですが……写真を撮る時だけ厄介ですね(笑)

 

使用感も、良い……

音!

 

本当に僕は自分の耳に自信が無いのでコメントは控えますが、すごく良い音が出てると思います。

「NT01AX」も高音が綺麗でしたが、「XM3」は全体的に卒なく「良い音」が出てる感じがして優等生だなあといった感じです(小並感)。

 

ちなみに、遅延はほとんど感じませんでした。

流石にリズムゲームは無理でしたが、勝手に遅延を織り込んで調整してくれるYoutubeNetflixでは全く気になりません。

 

ノイズキャンセリング

 

先代からSONYの完全ワイヤレスの強みであるノイズキャンセリング

先代モデルはちょっと試聴した程度なので比較は出来ませんが、完全ワイヤレスイヤホンとは思えないほど優秀だと思います。

 

完全に無音になる、という程ではありませんが、気になるノイズはほぼカットされる印象です。

今も「XM3」を付けてブログを書いていますが、NC無し(イヤホンは挿入済)だとかなりドカドカ聞こえる茶軸メカニカルキーボードの音が、NCをオンにするとかなり遠くで鳴っているように聞こえます。

この状態で音楽を再生すると打鍵音は全く気になりません。

……参考になりませんね。

NC性能はイヤーピースのフィッティングにも左右されると思いますが、僕としては非常に重宝しそうです。

 

特筆したいのがアンビエントサウンドモード。

外音取り込み機能を搭載した完全ワイヤレスは多いですが、実用的なものは非常に少ない現状、「XM3」のアンビエントサウンドはかなり優秀です。

音の方向までしっかり分かるので、これなら外で歩きながらでも使えるでしょう。

 

また、標準ではL側タッチパッド長押しで起動するクイックアテンションも面白いです。

咄嗟に会話したりアナウンスを聞いたりしたい時に有用な機能なのですが、レスポンスも早くかなり実用的だなと思います。

元々補聴器みたいな見た目をしていますが、外音取り込みを有効にすると本当に補聴器か?というレベルで音を拾ってくれます。

 

使い勝手!

 

これがねえ、いいのよ…。

 

Appleの「AirPods」はApple製デバイス間でのシームレスな連携を売りの一つにしていますが、「XM3」もかなり良い線行ってると思います。

ペアリングもNFCで簡単、複数デバイス間の切り替えも非常に楽です。

 

完全ワイヤレスイヤホンを使ったことがある人なら、少なからずタッチパッドに不信感があるかもしれません。

イヤホンサイズだとふとした拍子にタッチパッドに触れて誤爆してしまう事が非常に多く、結局物理ボタンの方が信頼性が高かったり…。

僕も購入前はタッチパッドが不安だったのですが、「XM3」についてはほぼストレスフリーで使えています。

イヤホンそのものが大きい(=パッドを避けて保持出来る面積が大きい)こと、近接センサーのお蔭で耳に入れていない時はパッドが反応しないのが大きいです。

一度耳に装着すれば反応面積の広いタッチパッドは快適そのもので、ロングタップも容易なので前述のクイックアテンションも使いやすくなっています。

 

また、先述の近接センサーにより、耳からイヤホンが離れると自動的に再生を停止することも可能です。

咄嗟の会話にはクイックアテンション、長話になりそうだったら片耳を外して会話、とシームレスに切り替えることが出来ます。

 

 

本当は外出先で使ってみてNC性能や接続性、電池持ちの話をしたかったんですが、これが届く1時間くらい前に自転車で事故ってしまい、キーボードを叩くのが限界なので、また今度使い込んで追記します……。

 

ちょっとでいいので防水は欲しかった…

 

マイナス点もいくつかあって、特に防水防塵がノーレートなのが不安です。

流石にちょっとした汗で壊れたりはしないでしょうが、防沫程度は欲しかった所です。

また、イヤホンそのものの大きさやケースの大きさがネックになる人もいるかと思います。

イヤホンの大きさの割に電池持ちは直近のハイエンドモデルと比較してそれほど長いわけではないので、ひたすら体力が必要だ!という人にも向いていないでしょう。

 

それでも今はこれが最高のTWSだと思う

 

本当にそう思います。

これから様々な完全ワイヤレスイヤホンが発表される時期でもありますが、少なくとも現時点でこれより優れたTWSは無いんじゃないでしょうか。

音質だけなら「Sennheiser MOMENTUM」、低遅延、使い勝手なら「AirPod2」、電池持ちなら~~~~とそれぞれもっと優れたTWSはありますが、通勤通学や長距離の移動で快適な音楽体験を求める人にはこれ以上無い選択肢だと考えます。 

優れた音質やNC性能もそうですが、(日本製品にしては珍しく)とことんユーザビリティに考慮した設計になっていて、純粋に使っていてストレスフリーなのがおすすめ出来るポイントです。

個人的に、完全ワイヤレスイヤホンは「ストレスからの解放」を求めて買うものだと思っているので、物凄く気に入っています。

この価格で出してくれて本当に感謝……。

 

 

 

 

SONY信者スターターキット2019

【実機レビュー】天井から伸びてきたXperia1を弄ってみる

先日GalaxyS10が床から生えてきたばかりですが、次はXperia1が天井から伸びてきました。

nerrorist.hatenablog.jp

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天井から伸びてきただけあってかなり縦長です。
横にはOneplus6の箱を置いてみました。

見ての通り国内キャリア(au)版です。
Xperia1はグローバル版ならばROM128GBバージョンがありますが、国内キャリア版はROMが64GBのみになります。
キャリア版をグローバル版と簡単に比較するとこんな感じ。

…まあ、おサイフケータイを使わない人ならキャリア版を選ぶ理由はほとんどありません。
今回はどうしてもおサイフケータイが欲しかったのでキャリア版を購入……生やしました。

本当に久しぶりのキャリア端末なのでテンションが逆に上がります。
めちゃくちゃに少ない付属品も、その分かなり分厚い取説も侘び寂びを感じます。
中華端末のようにイヤホン、充電ケーブル/ポート、保護シート、保護カバーとあれこれ付けちゃうと、その分キャリアがショップで販売できるものが減るので仕方ないですね!!

…にしても、Type-Cケーブルくらい付けろよとは思いますが。

キャリアへの悪口はこれくらいにして、スマホそのものを見ていきます。

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いやあ、見事な縦長です。
色はオタクグレー(オタクなので)です。
光加減によっては結構青っぽくも見えます。
指紋は付きやすいですが、かなり綺麗な仕上げです。
横には随分前に使っていたXperia X Performanceを置いてみました。

Xperia1 Xperia XP Oneplus6 Pixel 3a
6.5インチ 5.0インチ 6.2インチ 5.6インチ
167x72x8.2 144x71x8.6 155.7x75.4x7.75 151.3x70.1x7.6
180g 165g 177g 147g

数値上の寸法比較はざっくりこんな感じ。 画面比率が16:9、18:9、21:9のモデルが混在しているので画面サイズは参考程度ですが、Xperia1はスマートフォンとしてギリギリの画面サイズを実現していることが分かります。
非常にのっぽなXperia1ですが、ホールド感は悪くありません。
縦長でバランスが悪いということもなく、片手操作もある程度なら可能です。

Xperia1とOneplus6で同じ動画を再生してみました。
撮影しているXperiaXPの性能に問題がありますが、実際には両方とももう少し綺麗です。
ノッチもパンチホールも無いのはいいもんです。

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上がOneplus6、下がXperia1です。
どちらもナイトモードを切って、デフォルトのキャリブレーションに設定しています(Xperia1についてはクリエイターモードではありません)。
Oneplus6はかなり暖色寄り、Xperia1は寒色で出ています。 また、16:9の動画を再生すると(写真1枚目)、当然ではありますが小さめになります。

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ついでに4:3エヴァンゲリオンと、21:9のジョン・ウィックも比較しました。
ちなみに、Netflixを起動するとXperia1は自動的にクリエイターモードに切り替わります。
感動を覚えるほどではありませんが、ステレオスピーカーも相まってかなり快適な視聴環境と言えそうです。

指紋認証はサイドに戻っています。
画面内指紋認証がトレンドではありますが、側面指紋認証も画面を極力広げるソリューションの一つとして、Galaxy S10eやHuawei Honor 20、MOTOROLAなどで採用されています(というか、Xperiaはどうして一瞬背面に浮気したのか…)。
従来のように電源ボタンとの一体型ではありませんが、タッチするだけで一気にホームまで飛びますし、認証精度・速度とも下手な画面内指紋認証より優れているので、特に不満はありません。

さて、Xperia1はXperiaとして初めてトリプルカメラを搭載した機種でもあります。
これまで単眼カメラに固執し、唯一の複眼機であるXperia XZ2 Premiumも、まあ………という出来だったXperiaシリーズですが、突然のトリプルカメラはどんな仕上がりでしょうか。

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上から広角、超広角(歪み補正あり)、広角・低照度。

結論から言ってしまうと、「悪くはないけどすごく良くもない」です。
トリプルカメラの内訳はすべて12MPの広角、超広角、2倍光学望遠ですが、画質はどれも「まあ普通」止まり。
今までのXperiaはカメラがかなり微妙だったので、それだけでも進歩といえば進歩…とはいえ、10万超えのスマホとしては物足りないのも事実です。
かなり卑怯な夜間撮影もしましたが、他フラッグシップのように「夜間撮影モード」という明示的なモードが無いので、何とかオートモードで低照度を出した結果でもあります。

ただし、繰り返すようですが写りは悪くありません。

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背景ボケはこれまで写真を2枚撮影してそれっぽくボカしていましたが、Xperia1ではしっかり被写界深度を測定してボカしています。
ただし、ボケ撮影の際は望遠レンズを使用するので、かなーーーり画角が狭くなります。
背景ボケで画角狭くなる問題は複眼スマホには付き物ですが、Galaxy S10などでは超広角レンズを使用して上手い事画角を広げたりもしているので、ここはもう一工夫欲しかったところです。
個人的に、ここまで極端に画角が狭くなるスマホはPixel 3aくらいしか知りません。

というか、カメラについては画質どうこう以前の問題がいくつか見られます。
まず、一枚撮影する度に入る処理時間。
これが日中の撮影でも大体0.5秒は入り、その間操作は不可能なので、実質連写は不可能です。
また、連続しての撮影中はプチフリーズもよく起こります。

連続とは言っても、たった4,5枚の撮影でこんな状態になられては流石に実用性に欠けるというもの。
もう少しソフトウェア面での安定性を確保してほしいものです。

また、フォーカスも極端に遅く、フォーカスしたい場所をタップしても反映されるのは3回に1回程度。
連続しての撮影では更にフォーカスの精度が下がります。
その上、なんと超広角撮影ではタッチしてのフォーカスが出来ない模様。 精度の低いオートフォーカスに全てを預けることになります。

スマートフォンのカメラの画質向上もかなりの所まで来ていますが、「スマホカメラ」にまず求められるのは、撮りたいと思ったタイミングでさっと手軽な撮影が出来ることでしょう。
画質面ではまだまだデジタルカメラに及びませんが、その携帯性と利便性においてスマホカメラは重宝される訳です。
しかし、書類を複数枚記録撮影することすらままならない現状のソフトウェアでは、残念ながらXperia1のカメラは画質を議論出来る域にも達していないと考えます。

antutuを走らせてみました。
Snapdragon855端末としてはかなり低く、以前テストしたExynos搭載Galaxy S10(333933点)にも負けています。
ただし、CPU、GPU性能はSDM855として平均的なところですがメモリー関連の点数がかなり低いので、SoCがどうとか排熱がどうではなく、単にメモリについてケチっているだけでしょう。
RAMも6GBなので、そう考えるとこの結果は妥当です。

電池持ちはまだ何とも言えません。
無印GalaxyS10よりは保つように思いますが、もう少し使って追記します。

まとめ

妙に辛口風になってしまいましたが、全体的にはとても気に入っています。
一見すると21:9ディスプレイは変態機にも思えますが、使ってみると割とすぐに慣れ、むしろスマートフォンとしては快適に感じられました。
私は18:9からの引っ越しでしたが、16:9の機種から乗り換えた方なんかは病みつきになりかねないスタイリッシュさです。

そのスタイリッシュさも、キャリアモデルはクソすぎるキャリアアプリで壊滅的ですが…。
初回の起動でこれって、どうなんですほんと。

Galaxyと違ってOSが純正に近いので迷うことが少ないのも良いです。
Xperiaは毎年、SoCだけがハイエンドな微妙な(自称)フラッグシップモデルを出し続けていましたが、ようやっとXperia1がフラッグシップと名乗る事の出来る水準に達したかなと思います。
まだまだ詰めが甘い部分は散見されますが、最後の国産スマートフォンとして矜持を見せて欲しいものです。

あと、キャリアは本当にクソ。

【レビュー】Android QをOnePlus 6に入れて遊んでみる

前置きはすっ飛ばして、折角Developer Previewが用意されているので手持ちのOnePlus 6にAndroid Qを入れてみました。

 

Android Q Developer Previewのインストール

 

OnePlus 6、6TへのDeveloper Previewのインストールは引くほど簡単です。

 

nerrorist.hatenablog.jp

↑参考

 

OnePlusの公式フォーラム(https://forums.oneplus.com/threads/android-q-developer-preview-2-for-oneplus-6-6t.1054690/ )から自分の端末に合ったROMをDLします。

今回は6月14日に出たばかりのOP6向けDeveloper Preview 2をDLしました。

後はアップデートしたい端末で

設定→ソフトウェアアップデート→ローカルアップデート

、DLしたベータ版のROMを選択してローカルアップデートするだけです。

お気付きかとは思いますが、普通にOTAROMを手動アップデートする手順と何も変わりません。

お手軽ですねえ…。

 

Android Qとの遭遇

 

再起動とデータフォーマットが済んで、無事Android Qが起動しました。

 

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確実にAndroid Qで起動しているのですが、バージョンを連打するとまだPが表示されます(笑)

 

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公式フォーラムによれば既知の不具合はこんな感じらしいですが、正直これ以上にあります。

まだまだベータ版なので仕方ないですね。

 

新機能を試してみる

早速(ユーザーレベルで)遊べる新機能を見てみます。

 

ダークテーマ

有機ELや夜間の視認性などの理由で最近流行のダークテーマ。

QではAndroid OSとしては初めてOSレベルでダークテーマを実装しています。

早速ユーザー補助→テーマからダークテーマに切り替えます(以前と階層が違って探し出すのに一苦労しました)。

なお、少なくともDP2ではOxygen OSが独自に実装していたダークモードは見当たりませんでした。

 

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黒くなった! …か?

この辺り最適化がまだまだのようで、黒さ具合は割とまちまちです。

スクリーンショットの時刻がめちゃくちゃですが大目に見てください。

 

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Quick Settingはこんな感じになってしまいました。

再起動しても治らなかったので、DP2の時点のダークテーマはイマイチ使いようが無いという事らしいです。

OSでダークテーマを指定すると独自にダークテーマに対応しているアプリ(Google PhotoやKeep等)も自動的にダークテーマになるのは便利ですが、SamsungのOneUIなども同じ仕様なので目新しさは感じません。

ただ、Qさえ搭載すればどのメーカーのスマートフォンでも便利なダークテーマが使えるのは嬉しいですね。

 

※以下点滅注意※

 

 

 

 

ただ、やはりダークテーマ周りが最もバグが多いようで、ダークテーマ中にナビゲーションバーを変更したり設定アプリを開いたりするとこんな状態になります。

残念ですが、ひとまずライトテーマに戻しました。

 

新ナビゲーションバー

Android Pieで刷新されたデフォルトナビゲーションバーですが、Qでは更に変更が加えられています。

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1枚目がPieのナビゲーションバー、2枚目がQの新ナビゲーションバーです。

Qでは見た目、操作性共によりX以降のiPhoneに近いバーになりました。

バーを上にスワイプで「ホーム」、スワイプ&ホールドで「アプリ履歴」、画面の両サイドからスワイプで「戻る」、バーを左右にスワイプで「アプリ切り替え」と、iPhoneとXiaomiのナビゲーションジェスチャーの間の子のような仕様です。

 

 

 実際に動かしてみました。

 

アプリ切り替えはよりiPhoneに近づき、かなり直感的に切り替えられます。

一方でアプリ履歴は開くと自動的に一つ前のタスクにフォーカスが切り替わるようになりました。

OneUIの標準タスクもこの仕様なんですが、アプリ履歴を開くのは今開いているアプリを終了させるためだったりすることがままあるので、お節介感が否めず不快です。

 

また、両サイドからのスワイプで戻る仕様は個人的には片手操作がしやすくなって大歓迎です。

が、旧来の3ボタン式バー、Pieのピルボタン式バーでも堅持されて来た「戻るボタン」をデフォルトで無くそうという試みは結構挑戦的なので、保守派のユーザーから受け入れられるかは微妙かもしれません。

実際に僕も慣れるまではバーの左右からスワイプアップしてしまい(Oxygen OSに搭載されているジェスチャーだとこれで「戻る」)、間違えてアプリ履歴を開くことがありました。

 

ちなみにナビゲーションバーも切り替えると画面が点滅して操作不能になります。

これは都度再起動でどうにかなりました。

 

その他

 

 

アプリの権限等許可を求めるポップアップはiOSライクな見た目になり、内容も明瞭になりました。

アプリ起動中のみ位置情報へのアクセスを許可するオプションは、セキュリティとバッテリー消費両方の観点から有効だと思います。

 

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Wi-FiQRコードを発行して簡単にシェア出来るようになっています。

毎回PWを教えるのはセキュリティ低いですし、そこまで親しくない人にも気兼ねなく自宅のWi-Fiを貸してあげられますね。

当然ではありますが、QRコードを読み取る側はQである必要はないのでPieだろうがiPhoneだろうが共有可能です。

これはね、便利。

 

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OSアップデートの度に頻繁に手が加えられている通知周りも、より詳細に設定できるようになりました。

Pieの頃からそうですが、メーカーに封じられてなければかなり詳細に通知周りを設定できるので便利です。

 

まあ、Pieに戻しますが

エンドユーザーとしてはナビゲーションバーの大幅な変更を除けばマイナーチェンジ感が否めませんが、これまでと変わらない操作感でOSを乗り換えられるのはいいですね。

着実にPieより便利になっている部分が大きいので、バグさえ無くなれば魅力的だと思います。

普通に遊ぶにはバグが多すぎるので僕はPieに戻します…。

 

おしまい。

 

※ここに記載した内容は全てOxygen OSのDeveloper Previewのお話なので、Pixel等他端末ではまた異なるかと思います。ご注意下さい。



 

【実機レビュー】 床から生えてきたGalaxy S10をいじる

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いつもの箱

 

生えてきてしまった以上は仕方がないので開封していきます。

 

 

どうも海外版のようです。

AKGイヤホンと3穴式プラグ、透明ケースが付属しています。

型番はG973F/DSだったので、Snapdragon 855ではなくExynos 9820モデルです。

どうせならSDM855を試したい所でしたが…まあExynosに触るのは初めてなので良しとします。

 

 

全面には最低限のTPUフィルム、背面にも保護用のフィルムが貼られていましたが、側面にもフィルムが貼られている厳重っぷりでした。

Samsungの未開封品は初めてなんですが、全部こんなにしっかりしてるんでしょうか。

 

 

立派なパンチホールですねえ。

ノッチよりは確かに面積が小さいですが、正直50歩100歩で好みの問題かと思います。

個人的には結構シンプルで好きです。

 

 

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可変絞りによってF値1.5とF値2.4を切り替えます

 

S9まで、無印モデルは単眼カメラだったのですが、S10とS10+でリアカメラに差はありません。

12MP広角、16MP超広角、12MP望遠のトリプルカメラに加え、デフォルトとなる広角レンズにはしっかり機械式絞りも付いています。

カメラについてはそのうち撮り比べたいとは思うのですが…。

 

 

このダサすぎるUIは何代経てもどうにもならんのでしょうか。

半角カナが気になって気になって、これだけのせいで言語を英語に設定したいくらいです。

カメラはほんの少し触れただけですが機能自体はとても楽しい予感がしています。

作例が出来たら更新します。

 

 

指紋認証は画面内、世界初の超音波式で高速・高精度を謳います。

謳うのですが…私は手がカッッッッッッッッッサカサでして、これが全然通りません。

Oneplus6の背面指紋認証ですら冬場は全然認証してくれないくらいだったので、まあむべなるかな…という所ですが…。

指紋認証が可能なエリアは思いの外広く、光学式センサーと違って画面が一切点灯していない状態でもスキャンが可能なので、指が湿っている方なら使い勝手はいいはずです。

 

と、ここまで触っていて気がついたのですが、このサイズ感に覚えがあります。

つい最近同じような大きさの端末を拾ったような…。
 

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Pixel 3aでした。

サイズ感を比較すると、

 

Pixel 3a … 5.6インチ 151.3×70.1×7.6mm 147g

(Oneplus 6 … 6.2インチ 155.7×75.4×7.75mm 177g)

Xperia X Performance …5インチ 144×71×8.6mm 165g)

Galaxy S10 … 6.1インチ 149.9×70.4×7.8mm 157g

 

おおよそこんな感じ。

Pixel3aより10g重いものの寸法はほぼ同じで、手にも馴染むわけです。

Xperiaを比較対象に入れたのは手元にあるうちで一番小さいスマホだったからなんですが、こう見ると縦幅以外は別にコンパクトでもないな…という気持ちにさせられます。

これだけ小さい筐体にテクノロジーの粋を凝縮しているGalaxy S10には素直に驚嘆します。

157gという重さも絶妙で、ガジェットのオタクはよく重てえスマホを褒める際の常套句として「画面サイズから受けるイメージよりは軽い」と言いがちですが、S10については重くもなく、かと言ってチープなほど軽くもない丁度いい仕上がりになっています。

 

 

折角なので、手持ちのスマホで画面を比べてみました。

上段:Pixel 3a

中段:Galaxy S10

下段:OnePlus 6

です。

全て輝度は最大で同じ動画を再生した状態で撮影しています。

 

 どうでもいいんですが、Xperia XPで撮影した2枚目の写真が何度やっても明度ぶち壊れで笑ってしまいました。

筐体サイズは変わらないPixel 3aとGalaxy S10ですが、画面サイズにおいては大きな差があることが分かります。

 OnePlus6のノッチよりはパンチホールの方が違和感がない気がしますが、まあやっぱり好みの問題ですね。

 

ちなみにGalaxy S10はステレオスピーカーで、かつDolby Atmosに対応しています。

Pixel 3(無印)と異なり2つのスピーカーが正しく前面に配置されているわけではなく、下部スピーカーは底面にあります。

が、手で塞ぎさえしなければかなりバランス良く立体感のある音が聞こえます。

モノラルのOnePlus 6から来たせいもありますが、やっぱりステレオスピーカーはいいですねえ。

 

 

初Exynos端末ということでAntutuを走らせてみました。

 

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2枚目はiOS端末

2019年3月時点でのAntutu Benchmarkランキング(https://www.antutu.com/en/ranking/rank1.htm)です。

なお、一応解説しておくとGalaxy S10シリーズは発売地域により搭載SoCが異なり、香港、日本等ではSnapdragon 855を搭載した「G9730」モデル、その他の地域では「G973F」モデルが販売されています。

 

Exynos9820搭載のGalaxy S10としてはかなり妥当なスコアと言えそうですが、Snapdragon 855搭載のものと比べるとそれなりに開きがありますね。

ちなみになんですが、セットアップ時もベンチマーク中もGalaxy S10はかなり発熱していました。

OnePlus 6のSDM845が発熱少なめなのもありますが、相当気になるレベルの発熱だったので、SDM搭載の同端末と比べると「ハズレ」感があるのは否めません。

製造プロセスも遂にExynos9820から8nmとなり、同世代のライバルハイエンドSoC「Snapdragon 855」、「Kirin 980」、「A12 Bionic」の7nmプロセスに一歩遅れている状態です。

Samsungにも意地があるのは分かりますが、明確にExynosモデルがハズレになりつつある以上、いい加減Galaxy SシリーズというハイエンドラインにExynosを無理やり載せようとするのはやめた方がいい気がします。

 

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https://www.youtube.com/watch?v=shrYnaxVenE

ExnosモデルとSDMモデルの電池持ちを比較した動画もありました。

まあ、国内キャリア版はSDM搭載なので心配ありませんが、SIMフリー版を購入する場合は注意が必要だと思います。

 

 

まとめ

年々高価になってきているGalaxy Sシリーズですが、S10についてはその値段に見合った素晴らしいガジェットに仕上がっていると思います。

GalaxyはAndroidの中でもソフトウェア、ハードウェア共癖がかなり強いシリーズですが、その癖と値段を受け入れられれば現状出ている端末の中でも最良の選択肢に近いかもしれません。

私の場合は地面から生えてきたので文句ありません。

しばらくメイン使用してみようと思います。

 

 

 

 

 

 

 

おまけ  なぜ今Galaxy S10を買ったか。

 

去年発売直後にOnePlus 6を購入し、1年近くメインのスマートフォンとして使用し続けてきました。

素晴らしいハードウェアとソフトウェアで大変に満足していたのですが、不満が

・でかい 重い

・カメラが素晴らしい…というほどではない

・スピーカーがモノラル

・AODが無い

・何でもいいからスマホが買いたい

・でかくて重い

 と、致命的ではないのですがちょくちょくありました。

同じSoCのスマートフォンはあまり買いたくないのでOnePlus6Tは見送り、OnePlus7 Proの発表を心待ちにしていたのですが、蓋を開けてみると…

 

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6.67インチ 162.6 x 76 x 8.8mm 206g

OnePlus 6よりデカくて重くなってました。

ステレオスピーカーだったりポップアップカメラだったりと進化はしているのですが、価格設定もそれなりに上がり、無意味なカーブエッジ(しかもアールがかなり緩い!)と、手放しで購入する気にはなりませんでした。

 

色々検討したんですが、どうせならハードウェアの進化を感じたかったので陳腐なモデルはあまり買う気が起きませんでした(じゃあ買うな)。

そんなこんなで、「ステレオスピーカー」「パンチホール」「カメラが良い」「(割と)コンパクト」「画面内指紋認証」と揃ったGalaxy S10を購入した訳です(+はデカいので却下)。

 

Galaxy端末共通の欠点としては、

・ソフトウェアの癖が強い

・UIがダサい

・背面がだっっっっっっさい

・ソフトウェアアップデートがおっっっっっそい

と主にソフトウェア面が挙げられます。

特にアップデートの遅さは筋金入りで、既存端末のAndroid 9.0へのアップデートが始まったのは2019年に入ってからです。

が、そう言った点はソフトウェア面が充実しているOnePlus 6でカバーして、メインでコンパクトなGalaxy S10を使えばいいかあと思った次第です。

OnePlus 6をメインで使っていた時からカスタムROMを入れたりなんだりしていたのですが、正直メイン端末でそれをするのはリスキー過ぎたのでむしろ丁度いいという所もあります。

 

と、こんな言い訳でスマホを買いました。

背面がダサいのはもうどうしようも無いですが、それ以外は結構気に入っている(One UI含め)ので、少なくともPixel 4まではこれをメインで行こうと思います。

 

 

おしまい

【レビュー】 衝動買いの「NUARL NT01AX」と「Zolo Liberty」をガジェット的に比較する

スマホからイヤホン端子が消失し始めて幾星霜、既に有線イヤホンからワイヤレスイヤホンに切り替えた方も多いでしょう。

特にネックバンドも存在しない完全ワイヤレスイヤホンは非常に便利な反面、中華メーカーが大量に参入していることもあって、Amazonなんかは玉石混淆もここに極まれりといった様相を呈しています。

しかしながら、完全ワイヤレスの黎明期が過ぎ段々と定番と呼べるモデル、メーカーも固まってきました。

今回購入したのはその内の一つ、15,000~20,000円台では定番と呼ばれる、「NUARL NT01AX」です。

 

折角なので以前まで外出用に使用していた「Zolo Liberty(初代)」と比較レビューをしていこうかと思うのですが、生憎と僕はそこまで良い耳をしている訳でもなく、そもそも「NT01AX」の音質レビューはもっと優れたものが巷に溢れています。

そんな訳なので、今回のレビューは音質についてはそこそこに、どちらかというとガジェット的所有感なんかを中心に触れていきます。

「ちょっと良い完全ワイヤレスに興味はあるけど、ぶっちゃけ音質とかあんまりよく分からんのよな」くらいの方(ほぼ僕)向けです。

また、比較とか言っていますが「Zolo」は1万円しない2年前の完全ワイヤレスなので、どっちがいいか、という比較ではなく単に相対的な指標にするだけです。

 

 

外観

 

NT01AXの箱画像
NA01AX本体画像

 

つい最近新色のブラックが登場したばかりですが、今回購入したのは昔からあるブラックゴールド。

パッケージの画像は黒よりですが、実物を見れば分かる通りかなりゴールドです(通称カナブン)。

とは言っても、ピッカピカの下品な金という訳ではなく、磨き抜いた銅のような高級感があります。

 

NT01AXの画像

 

なんだか微妙に画像が汚くて恐縮ですが、高級感はあります。

 

NT01AXとZolo Liberty


横に「Zolo Liberty」を置いてみました。

「Zolo」がぽてっとしているせいもありますが、特にケースについては非常にスリムに仕上がっています。

 

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それでいて、バッテリーでの充電込みの駆動時間はZoloより遥かに長くなっているのがすごい(後述)。

 

 

性能

音質

 

本当はここが一番重要なんでしょうが、前述の通り僕は音を評価出来るほどの耳を持った人間(耳ソムリエと勝手に呼んでいます)ではないので、ふんわりした事しか言えませんが…かなり良い感じだと思います。

「Zolo」で非常に目立ったホワイトノイズはかなり抑えられ、再生停止時にはほとんど無音に切り替わるのでストレスはありません。

手元の「Shure SE215」(有線)と聴き比べてみましたが、高音については「NT01AX」の方が伸びやかに思えました(繰り返しますが、素人が適当なことを言っているだけです)。

少なくとも、「Zolo」にあったような「完全ワイヤレスだから多少は仕方ない」と妥協する必要の全く無い、完成度の高い仕上がりです。

 

再生時間

 

「NT01AX」の大きな売りの一つが、Qualcommの最新イヤホン向けSoC「QCC3026」を搭載していることです。

「QCC3026」の強みは接続性の強化や音質向上など色々あるのですが、今の所一番享受しやすいのは消費電力の大幅な削減

その削減っぷりや凄まじく、「NT01AX」はイヤホン単体で最大10時間、ケースによる充電込みで最大35時間の連続再生が可能と公式は謳います。

参考までに他有名ワイヤレスイヤホンの公称値と比較してみましょう。

  • 初代Air Pods(2016) … 単体5時間、ケース込み24時間
  • Air Pods(2019) … 再生時間は変化無し(通話は伸びています)
  • Zolo Liberty(初代・2017)… 単体3.5時間、ケース込み24時間

と、「NT01AX」のタフっぷりが良く分かるかと思います。

通常の使用でバッテリーが切れることはまず無いでしょう。

 

接続性とか遅延とかその他

 

書いといてなんですが、田舎に住んでいるのでBluetoothが飛びまくっているような環境ではまだ使用出来ていません…。

カタログスペック的には切断にも強そうですが、試せたらそのうちアップデートします。

 

遅延については、驚くほど少ないです。

親機がaptxに対応していれば(消費電力は増えますが)かなり低遅延な体験が出来そうです。

 

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接続時に出てくるトーストも誇らしげ

流石にリズムゲームなんかは厳しいですが、YoutubeNetflixではほぼ遅延を感じません。

勿論アプリや親機の性能にも依存するので一概には言えませんが、少なくとも黎明期の完全ワイヤレスとは雲泥の差です。

 

また、IPX4(水しぶきくらいなら余裕)の防水性能を備えているので、小雨や運動中の使用にも余裕で耐えてくれるでしょう。別に試しませんが……。

 

ユーザビリティも概ね満足です。

ペアリングは非常に単純で、初回以降はケースから取り出すだけで済むのはもちろん、ボタン操作も分かりやすいです。

ただ一点、「音量↑が右ボタン2回押し」「音量↓が右ボタン3度押し」と煩雑なのが気になりますが、そもそもイヤホン単体で音量を変更できる完全ワイヤレスイヤホン自体が結構稀なので、致し方ないのかなーとも思います。

 

 

微妙なところ

 

ここまで業者か?というほど「NT01AX」を褒めてきましたが、無論自分の身銭を切って購入した商品なので不満な点もあります。

まずは、フィッティング

と言っても、これについては自分に合ったイヤーピースを探せという話ですね。

耳が小さい方なので付属のイヤーピースでは結構耳が痛くなります。

…が、momentumや65tと異なり、イヤホンそのものはコンパクトな部類なので、イヤピさえ自分に合ったものを付ければ解消されると思います。

 

続いて、これがほとんど唯一にして大きな不満なのですが、ケースの仕上がりがかなり微妙です。

 

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ちょい上でケースのコンパクトさを絶賛しておいて何をといった所ですが、「小さく」「軽い」ところがかなりチープさを出しており、2万円ほどするイヤホンの容れ物としてはちゃっちいと言わざるを得ません。

「Zolo」のケースが大きいのは内蔵の磁石が影響しているのですが、この磁石によりケースの開け閉めがしっかり吸着する上、イヤホンも磁石でぴたっと吸い付くように元の場所へ収まります。

一方、磁石を内蔵していない「NT01AX」のケースは、前面にあるボタンをプッシュすることで蓋をオープンします。

また、イヤホンをケースにしまう際は、押し込んでも特に手応えはなく、「そろそろかな?」と思ったところで上蓋をぐにゃりと被せる形になります。

イヤーループが標準装備な事もあり、「Zolo」の感覚に慣れていると本当にこれで正しいのか…?と不安になる感触でした。

また、充電端子がType-Bなのも僕としては残念です。

まだType-Bを要求される機会が多いとは言え、数年先まで使う可能性を考えるとそろそろType-Cにして欲しかった…。

 

要するに?

 

買いです。

2万円前後でこんなクオリティの完全ワイヤレスイヤホンが手に入るとは…。

初完全ワイヤレスイヤホンにはコストパフォーマンスと必要十分な性能から「Zolo Liberty」シリーズを推してやまない僕ですが、そこからのアップグレードには我ながら最適だなあと感じました。

Type-B端子の出番が一切無くなるその日まで使い倒せそうな出来でした。

 

 

おわり。