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docomo Galaxy Z Fold3が文鎮になったので修理に出す(Check BATTERY編)

すべての始まり

Galaxy Z Fold3が文鎮になった。

正確には、しばらく放置していたGalazy Z Fold3を久しぶりに充電しようと思ったら、内側ディスプレイに「Check BATTERY」が表示され、充電が行われませんでした。

調べてみると、Samsungスマホには結構よくある症状のようで、しばらく充電を行わず過放電になると稀に発生するらしい。
接触充電をしてみると起動する、みたいな記事もちょくちょくあったので試してみましたが残念ながら起動せず、これにて満を持して文鎮です。カナシイ。

あとで気づいた
これ、正確には非接触充電で治るかもしれない訳ではなく、あえて低速な環境でゆっくり充電することで、過放電からの急激な過充電を回避する機能であるCheck Batteryを回避できるかも?という話でした。
接触充電で1日放置、有線充電で1日放置は試したのですが、この時使った有線の充電器は100Wの高性能アダプタだったんですよね~…そもそもZ Fold3は最大25Wの急速充電なのでオーバースペックなんですけど。
何はともあれ、今手元でCheck Batteryになっている人はUSB PDの充電器を一旦捨て、5Wとかで1日放置してみるといいかもしれません。

この端末は2022年にdocomoスマホおかえしプログラムでレンタルし、以来時々遊んでいました。メインのスマホは別にあるので放置していたらこのザマです。
これまでスマホを落としたりで大きく破損させたことは一度もないのでdocomoの補償プログラムにも入ってないんだけど…。

スマホおかえしプログラムは返却時に電源が入らないと追加料金が課されるので、涙を呑んで修理に出すことにします。

Galaxy原宿は予約が取れない

私は関東圏に住んでいるので、せっかくならばとSamsungのフラッグシップストアであるGalaxy原宿での修理を考えましたが、Webフォームから予約しようとすると予約可能日がほとんどありません。

どうやら当月中の予約しか取れない(?)らしく、何度かサイトを覗いても1日予約可能日があれば良い方で、選択できる日が1日もないこともままある有様。
修理内容や機種によっては違いがあるのかもしれませんが、土日の予約を取ることは困難だと判断し、Galaxy原宿での修理は断念しました。

docomoのオンライン修理を依頼

という訳で、docomoのWebフォームから修理を依頼します。
docomo掲示している料金の目安はこんな感じ。

仮に内蔵電池交換で済んだ場合は12,650円と、痛手は痛手ですが折りたたみスマホにしては良心的な値段です。
症状の内容を記入したりなんだりで申し込みをかんりょ…

ファッ!?
じゅうななまん!?

と、思いましたがどうやらWebフォームだけでは正確な見積もりができないので、とりあえず上限額を表示しているだけな模様(そりゃそうだ)。
「※修理代金の見積もりを行います。」が表示されているメニューであれば、修理機がdocomoに届き次第見積もりが行われ、金額次第ではキャンセルも可能らしいので一安心です。

docomoへ修理機を送付

申込みから2日後、docomo(というかNTTロジスコ)から返送用の箱が届きました。
修理機からSIMを取り出し(電源が入らないのでデータはそのまま)、箱の指示に従って梱包します。

緩衝材と書いてはありますが、これも材質がダンボールなのでダンボールで直にスマホを包む形になります。耐衝撃という点では十分なんでしょうが、なんとなく擦り傷付きそうで嫌だな…。

何はともあれ梱包した箱をポストへ投函し、送付は完了です。
docomoの回線契約があれば代替機が無料で使用できるのですが、私はahamo契約なので今回は代替機なし。
修理機から取り出したSIMは無くすとまずいので、ご家庭で余っているRedmi Note10 Proにでも入れておきましょう。

入っていたSIMは今は無きOCN

見積もりは来なかったよ

返送キットを投函して2日後、docomoから修理機受領のお知らせが届きます。
ここから見積もり結果通知まで10日~2週間とのことなので、まったり待ちましょう。

まったり・・・まったり・・・まったり・・・まったり・・・あれ、修理機受領通知のメールから修理状況見れるんだ。
どれどれ…。

修理中やないか。

このステータスを確認した時点で修理機受領の通知から5日後だったので、事前の脅かしよりは大分速やかという感じです。速やかすぎて修理始まってるけど。

聞くところによれば、docomoの修理は無償で済むものであれば見積もりをすっ飛ばして修理に進むらしい。
実際、もうここまで進んでしまってはこちらから出来ることも特に無いので、0円or17万円、どちらの請求が届くかわくわく待つことにします。

Z Fold3が帰ってきた

ロジスコへの修理機の到着から7日、修理依頼を出してから11日でdocomoから修理完了のお知らせが届きました。

代金は……

予想通り(?)0円でした。

修理結果を見てみると意外な事実も判明。

どうも、先方ではCheck Batteryを再現できなかったらしいです。

修理に出す前に充電も何度か試しているので一時的な事象では無かったはずですが、まあ修理結果欄で3回も再現がなかったと言っているので、再現がなかったのでしょう。
となると、やはり低速で充電すれば充電可能で、かつ修理センターで使用していた充電機器が低速なために偶然充電に成功した…とかなんですかね。

返す返す、修理に出す前に低速での有線充電を試さなかったのが悔やまれます。

何はともあれ、修理…というより充電を終えたGalaxy Z Fold3が帰ってきました。
Galaxy特有のダサいSIMピンのおまけつき。

電源も無事に点きました。

充電を施されて帰ってきただけではありますが、しっかり初期化はされているのでセットアップし直しです。

あと、カバーディスプレイに貼っていたガラスフィルムはPETフィルムに貼り替えられていました。
修理内容には絶対に関係ないけどこれはサービスなのか…?ガラスフィルムがいいんだけど……。

おわりに

そんな感じで、Check BATTERYが手元で改善しない場合は最悪docomoへ修理に出せば無料で治るっぽいことが分かりました。たぶんKDDIも同じでしょう。

とはいえ期間はそれなりにかかりますし、データ消去のおまけ付きなので、ちゃんとこまめに充電しましょう。そもそもこんな高価な端末をしばらく充電しないくらい放置するなら買わない方がいいと思います。

初期状態になったZ Fold3

では、私はZ Fold3のセットアップ(docomoのダサすぎる初期設定をすべて無効化することを指す)をしますので、これくらいで……。