怠惰なゆっくり

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諸々のアウトプット(アフィなし)

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ボルテ公式専コンの話 +追記

皆さん、おうちボルテしてますか?
僕はしていません。
公式コンを弄り回しているからです。
とりあえず、ネット上に散らばっている情報と私の所見をまとめましたので、よろしければ参考にして下さい。
一応、一切コントローラーの改造などについて知識がない方でも分かりやすいようにするつもりです。
もちろん情報の信頼度、改造による事故などについては一切の責任を負いかねます。
2017/12/7 三和バネとオムロンスイッチが届いたので追記
…するつもりでしたが、長くなったので別記事にしました。
DSC_0306.JPG
注文締切から数ヶ月を経て、ようやっと発売されたボルテ公式専コン〈SOUND VOLTEX CONSOLE -NEMSYS- Ultimate Model〉(以下公式コンと呼びます)
遂にKONAMIから公式にリリースされたボルテ専用コントローラーという事で、その出来栄えが注目されていたこいつ。
蓋を開けてみると………。
DSC_0309.JPG
皆さん御存知の通り、お世辞にも素晴らしいとは言えない出来。
先行の中華コンの方がコスパに優れているのでは?という声もちらほら聞かれる中、既に買った身としては今更そんな事を言われても困るというもの。
電子工作がしたくないので中華コンではなく公式コンを買ったのですが、そんな事も言っていられないので付け焼き刃の知識で色々試してみました。

【公式コンの仕様について】

先に確認しておきますが、つまみについては一切調べていません
軽くはありますが個人的には問題のない出来だと感じたためです。
【ボタン】
いわゆる〈芝ボタン〉が使用されています。
この手のコントローラーに使われているボタンには大きく分けて〈三和ボタン〉と〈芝ボタン〉があります。
〈三和ボタン〉はアーケード筐体に実際に使用されている高品質なボタンで、ステキな打鍵感を得られます…が、非常に高価です。これくらい(アフィではないのでご心配なく)。
一方の〈芝ボタン〉は〈三和ボタン〉と比較して大変に安価です。
もちろん安価なりに品質は劣り、アーケード筐体のような打鍵感を得ることは難しいです。
DSC_0312.JPG
〈芝ボタン〉が使用されている上で重要なのは、打鍵感を決定するバネが入るスペースが〈三和ボタン〉と比較してかなり狭い事です。
このため、〈三和ボタン〉と同じバネを入れたとしてもかなりバネが縮められるため、ボタンが硬くなります。
公式コンのデフォルト状態のボタンがかなり硬いのは、これと後述するスイッチが関係していると思われます。
因みに芝商事もボタン単体での販売を行っているのですが、ショートボタンに使用されている正方形60φボタンは出てこないので、恐らく公式コンの為の特注品だと思われます。
このため、デフォルトのバネの重さが分からないという…(知っている方がいたら是非教えてください)。
【スイッチ】
ボタンの下にある、実際に押されるスイッチ部分です(黒いパーツにくっついてる黄色と黒の部品)。
デフォルト状態の公式コンには〈芝ボタン〉についてくるデフォルトスイッチが使用されています。
これが…メチャメチャに重い…。
悪名高い弐寺専コンのように押せないほどでは無いですが、かなりドカドカ鳴ります。

やったこと

このままではプレイするだけで猛烈に疲れる上、夜中にプレイしようものなら騒音問題で隣人に刺されかねないので、対策を講じていこうと思います。
公式コンの御開帳には2.4mmの六角レンチがあれば大丈夫です。百均で買いましょう。
ボタンの分解は弐寺のものですがコナミの公式動画が参考になります。
全く同じなので。
※もちろん分解するとサポートを受けられなくなるので自己責任でお願いします。

シリコンスプレー+デフォルトバネ切断

まあこの通りです。
詳細はより優れたブログ様がたくさんあるのでそちらを御覧頂きたいのですが、とりあえずデフォルトバネとボタン周りにシリコンスプレーを吹きました。
バネ切断については予備のバネがまだ無いためかなりチキって0.5巻切りましたが、いくらなんでもほぼ意味が無かったと思います。
結果としては、ボタンを押した際に発生するバネの反響音は消えました(ビィィィーーンみたいなやつ)。
ボタンも心なし軽くはなりましたが、騒音問題はあまり解決せず…。

ボタンとホルダーの間にモノを挟む

当初は伝統に則りゴム手袋を挟もうと思ったのですが、こんなものが百均に売っていたのでこれを買いました。
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貼るのはボタンとボタンホルダーがぶつかる場所です。
DSC_0315.JPG
うーん、これは新時代のリズムゲーム
一応ゴム手袋を貼っているのでピンクになっています。
これはかなり効果的でした。
ストロークが非常に短くなる代わりに、打鍵音はデフォルトの数十分の1になり、夜に全力プレイしても(多分)大丈夫な仕様になったはずです。
今回はこのテープを使いましたが、突起部分を覆えるものであればなんでもいいです。
ただし、厚さ1mmでかなりボタンを押せるかギリギリのところだったので、それ以下の厚みのものを使いましょう。
一般的には、ゴム手袋、ゴムシートなんかを使うことが多いです。

バネとボタンを換える

これは届いたらまた更新します()
デフォルトボタンがかなりドカドカの原因になっているので、効果的なのではないかと思っています。
上記の対策だと余りにもストロークが短くなり打鍵感が完全に死ぬので、それが解決されると嬉しいのですが…。
ただ、バネを20gにしたのは猛烈に後悔しています。
60gにしとけばよかった。
12/7 届きました 交換しました(→別記事

もう三和ボタンにする

したい

最後に

とりあえずはこんな所です。
中華コンの改造記事はあちこちにありますが、公式コンのものはまだ無かったのでとりあえず纏めてみました。
私もよく分かっていない部分があるので、随時更新したいと思います。