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【レビュー】Android QをOnePlus 6に入れて遊んでみる

前置きはすっ飛ばして、折角Developer Previewが用意されているので手持ちのOnePlus 6にAndroid Qを入れてみました。

 

Android Q Developer Previewのインストール

 

OnePlus 6、6TへのDeveloper Previewのインストールは引くほど簡単です。

 

nerrorist.hatenablog.jp

↑参考

 

OnePlusの公式フォーラム(https://forums.oneplus.com/threads/android-q-developer-preview-2-for-oneplus-6-6t.1054690/ )から自分の端末に合ったROMをDLします。

今回は6月14日に出たばかりのOP6向けDeveloper Preview 2をDLしました。

後はアップデートしたい端末で

設定→ソフトウェアアップデート→ローカルアップデート

、DLしたベータ版のROMを選択してローカルアップデートするだけです。

お気付きかとは思いますが、普通にOTAROMを手動アップデートする手順と何も変わりません。

お手軽ですねえ…。

 

Android Qとの遭遇

 

再起動とデータフォーマットが済んで、無事Android Qが起動しました。

 

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確実にAndroid Qで起動しているのですが、バージョンを連打するとまだPが表示されます(笑)

 

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公式フォーラムによれば既知の不具合はこんな感じらしいですが、正直これ以上にあります。

まだまだベータ版なので仕方ないですね。

 

新機能を試してみる

早速(ユーザーレベルで)遊べる新機能を見てみます。

 

ダークテーマ

有機ELや夜間の視認性などの理由で最近流行のダークテーマ。

QではAndroid OSとしては初めてOSレベルでダークテーマを実装しています。

早速ユーザー補助→テーマからダークテーマに切り替えます(以前と階層が違って探し出すのに一苦労しました)。

なお、少なくともDP2ではOxygen OSが独自に実装していたダークモードは見当たりませんでした。

 

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黒くなった! …か?

この辺り最適化がまだまだのようで、黒さ具合は割とまちまちです。

スクリーンショットの時刻がめちゃくちゃですが大目に見てください。

 

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Quick Settingはこんな感じになってしまいました。

再起動しても治らなかったので、DP2の時点のダークテーマはイマイチ使いようが無いという事らしいです。

OSでダークテーマを指定すると独自にダークテーマに対応しているアプリ(Google PhotoやKeep等)も自動的にダークテーマになるのは便利ですが、SamsungのOneUIなども同じ仕様なので目新しさは感じません。

ただ、Qさえ搭載すればどのメーカーのスマートフォンでも便利なダークテーマが使えるのは嬉しいですね。

 

※以下点滅注意※

 

 

 

 

ただ、やはりダークテーマ周りが最もバグが多いようで、ダークテーマ中にナビゲーションバーを変更したり設定アプリを開いたりするとこんな状態になります。

残念ですが、ひとまずライトテーマに戻しました。

 

新ナビゲーションバー

Android Pieで刷新されたデフォルトナビゲーションバーですが、Qでは更に変更が加えられています。

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1枚目がPieのナビゲーションバー、2枚目がQの新ナビゲーションバーです。

Qでは見た目、操作性共によりX以降のiPhoneに近いバーになりました。

バーを上にスワイプで「ホーム」、スワイプ&ホールドで「アプリ履歴」、画面の両サイドからスワイプで「戻る」、バーを左右にスワイプで「アプリ切り替え」と、iPhoneとXiaomiのナビゲーションジェスチャーの間の子のような仕様です。

 

 

 実際に動かしてみました。

 

アプリ切り替えはよりiPhoneに近づき、かなり直感的に切り替えられます。

一方でアプリ履歴は開くと自動的に一つ前のタスクにフォーカスが切り替わるようになりました。

OneUIの標準タスクもこの仕様なんですが、アプリ履歴を開くのは今開いているアプリを終了させるためだったりすることがままあるので、お節介感が否めず不快です。

 

また、両サイドからのスワイプで戻る仕様は個人的には片手操作がしやすくなって大歓迎です。

が、旧来の3ボタン式バー、Pieのピルボタン式バーでも堅持されて来た「戻るボタン」をデフォルトで無くそうという試みは結構挑戦的なので、保守派のユーザーから受け入れられるかは微妙かもしれません。

実際に僕も慣れるまではバーの左右からスワイプアップしてしまい(Oxygen OSに搭載されているジェスチャーだとこれで「戻る」)、間違えてアプリ履歴を開くことがありました。

 

ちなみにナビゲーションバーも切り替えると画面が点滅して操作不能になります。

これは都度再起動でどうにかなりました。

 

その他

 

 

アプリの権限等許可を求めるポップアップはiOSライクな見た目になり、内容も明瞭になりました。

アプリ起動中のみ位置情報へのアクセスを許可するオプションは、セキュリティとバッテリー消費両方の観点から有効だと思います。

 

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Wi-FiQRコードを発行して簡単にシェア出来るようになっています。

毎回PWを教えるのはセキュリティ低いですし、そこまで親しくない人にも気兼ねなく自宅のWi-Fiを貸してあげられますね。

当然ではありますが、QRコードを読み取る側はQである必要はないのでPieだろうがiPhoneだろうが共有可能です。

これはね、便利。

 

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OSアップデートの度に頻繁に手が加えられている通知周りも、より詳細に設定できるようになりました。

Pieの頃からそうですが、メーカーに封じられてなければかなり詳細に通知周りを設定できるので便利です。

 

まあ、Pieに戻しますが

エンドユーザーとしてはナビゲーションバーの大幅な変更を除けばマイナーチェンジ感が否めませんが、これまでと変わらない操作感でOSを乗り換えられるのはいいですね。

着実にPieより便利になっている部分が大きいので、バグさえ無くなれば魅力的だと思います。

普通に遊ぶにはバグが多すぎるので僕はPieに戻します…。

 

おしまい。

 

※ここに記載した内容は全てOxygen OSのDeveloper Previewのお話なので、Pixel等他端末ではまた異なるかと思います。ご注意下さい。